5年生 みそづくりメモリアル(^^♪
2021年10月1日 16時44分5年生の2学期最初の総合的な学習の時間の活動は、「みそづくり」でした。
9月7日(火)~9月9日(木)の3日間、JAから特別講師をお招きしてみそづくりの一部を体験させてもらいました。
1日目は、蒸した米と麦に「こうじ菌」をつけて、米こうじと麦こうじを作りました。
JAのみなさんが暑い中蒸してくださった大量の米と麦に、まんべんなくこうじ菌がつくようにみんなで協力して作業を行いました。事前の調べ学習で、「こうじ菌は強いけど、納豆菌には負けてしまう」ことを知っていた5年生は、朝、「先生、今日は納豆食べるのをがまんしてきたよ」と笑顔で教えてくれました。
2日目は、1日目の米こうじと麦こうじが固まらないように、一粒一粒をほぐしばらばらにしました。
こうじ菌が弱ってしまわないように、冷房はつけず、暑い部屋での作業となりました。
たった30分でばてばての5年生。「みそを作るお仕事の人たちは、これを何時間もするんだ」とみそづくりの大変さを学んだと同時に、お仕事をしている人たちのすごさを実感したようです。
3日目は、樽詰め作業です。
米こうじと麦こうじ、ゆでた大豆をいっしょに混ぜ、つぶしたものに塩と大豆の煮汁を加えてさらによく混ぜました。樽に詰めやすいように、団子状に丸め、樽に空気が入らないようにしっかりと押さえながら樽に詰めていきました。今日は力作業。みんなで協力して樽に詰め、みその完成です。しかし、すぐに食べれるわけではありません。これから、3か月以上の熟成期間に入ります。
みそづくりから1か月近くが経ちました
1か月前と比べると、白っぽい色から黄土色に変わり、甘酒のようなだった香りは、もう立派なみその香りです。
あと2か月、ゆっくりと熟成させます。完成が待ち遠しいですね。
3学期には、給食の味噌汁や家庭科の調理実習で使用される予定です。
みんなで協力して作ったみそは、5年生にとって「思い出の味」となることでしょう。